伊勢系

花弁が垂れた三英咲きが基本で、雄しべの先にトサカ状の切れ込みが見られるのが特徴です。トサカ状の切れ込みは「くも手」ともいわれます。

草丈は3系統中最も低く、葉と花茎の高さはほぼ同じです。

男性的な肥後系に対して、花は優雅で女性的な感じを受けるものが多く見られます。

青柳(あおやぎ)

肥後系

大輪で堂々とした風格に特徴があります。

本来は室内鑑賞を目的として改良されてきた系統なので、花は大輪で花弁は広く重なりゆったりと垂れて咲き豪華で洗練されています。鉢で栽培して室内で鑑賞してこそ本来の美しさに触れることが出来ます。

紅椿

江戸系

主に今は花しょうぶ園に植えて群生の美しさを鑑賞してきた系統なので、風雨に強く草丈も高いものが多いのが特徴です。

群生の花しょうぶは平らに咲く方が見栄えがするので平咲きの多いのも特徴です。また奇花を含めたような花形が見られます。

千羽鶴