本堂

慶安三年(1650年)に徳川家光公の寄進により建立され、平成16年12月には国宝として指定されました。

本堂には十一面観音菩薩が祀られています。

撮影禁止エリアだったので、十一面観音菩薩の写真が撮影できなかったので、ぜひ足を運んでご自身の目で見てもらえたらいいなと思います。

内舞台

十一面観音菩薩とちょうど向かい合わせになる所には、内舞台と呼ばれる場所があります。

護摩木

護摩木が置いてあったので、ここの所あまり良くない事続きだった私は「厄除祈願」をしておきました。

本堂特別拝観

ご本尊 十一面観世音菩薩を入山料とは別料金となりますが、拝観する事ができます。

慈悲深い観音像の足に手を乗せ願い事をしながらさすります。

以前は素手で触れる事が出来たようですが、コロナウィルスの影響でしょうか薄い半紙の上から手を当てるようになっていました。

こちらも撮影禁止エリアだったので写真はありませんが、10メートル余りの菩薩像は見ごたえがあります。

本堂

写真の向かって右側が内舞台となります。

長谷寺の本堂の通路は割りと狭いのですが、平日とあって人も少なめだったのでスムーズに通る事ができました。

舞台

十一面観音菩薩と内舞台を挟んで向かい合わせに位置する舞台です。

雲もほどんどないくらいの良いお天気に恵まれていたので、周りの緑の景色も鮮やかに見えました。

突然のほら貝?!

舞台の方へ向かって歩いていると、突然ほら貝の音が聞こえてきました。

何かあったのかと心配になって舞台の方へ行ってみると、本堂の入口の釣鐘があった場所で住職さんが2人いて手にはほら貝を持って吹いていました。

耳を澄ませば鐘の音も聞こえてきます。

一体何の行事だろうと思ったのですが、時計を見ると正午でした。

長谷寺に何度か足を運んだことはあるものの、この光景は初めて見たので貴重な体験が出来て良かったです。

釣鐘のところ

正午になるとこのように、ほら貝を吹くのでしょうか。

時間にして約5分くらいは続いていました。

鐘の音も鳴り響き情緒あふれる趣でした。

舞台付近から見える景色

舞台付近から見下ろした景色は、長谷寺の広大な敷地を感じさせられます。

本堂まで来たと言っても、まだ全体の3分の1ほどです。

大黒堂

大黒天が祀られています。撮影禁止だったので、せめてもと「打ち出の小槌」と「福袋」の写真だけおさめてきました。

大和七福神八宝霊場の1つで、ご尊像は弘法大師の作と伝われているそうです。

「商売繁盛」と願いのこめられたのぼりも沢山ありました。

自動販売機も近くにあるので、水分補給にも気を配りながら先へと進みます。

打ち出の小槌

大黒天はもともとは、ヒンドゥー教の神様だったそうです。

怖い姿をしていた大黒天は日本に伝わる過程で現在の姿になったと言われています。

福袋

台所を守護する神様である大黒天は、ネズミとも縁が深く「子」の日に長谷寺では法要が行われているそうです。

大黒堂を抜けて

大黒堂を後にして、開山堂から弘法大師御影堂へと進んでいきます。

この先、弘法大師御影堂・本長谷寺・五重塔と続いていきます。